関数を用いたプログラム例1

プログラム例 9-1

#include <Arduino.h> // Arduino.h の読み込み

// ドットマトリクスLEDアノード側ピンの配列
int ledAnodePins[8] = {0, 2, 4, 5, 16, 17, 18, 19};
// ドットマトリクスLEDカソード側ピンの配列
int ledCathodePins[8] = {21, 22, 23, 25, 26, 27, 32, 33};
// 文字Aの点灯パターン
byte ledPatternA[8] = {
  0b00000000,
  0b00001000,
  0b00010100,
  0b00100010,
  0b00100010,
  0b00111110,
  0b00100010,
  0b00100010,
};

/*
 * ドットマトリクスLED初期設定関数
 */
void initLed() {

  // 各アノード・カソード端子の設定
  for(int i=0; i<8; i++) {

    // 入出力設定
    pinMode(ledAnodePins[i], OUTPUT);
    pinMode(ledCathodePins[i], OUTPUT);

    // 出力レベル設定(全消灯)
    digitalWrite(ledAnodePins[i], LOW);
    digitalWrite(ledCathodePins[i], HIGH);
  }
}

/*
 * setup 関数
 */
void setup() {
  /* ここにプログラムの最初に1回だけ実行したい処理を上から順に記述していきます */

  // シリアル通信を115200bpsで開始
  Serial.begin(115200);

  Serial.println("初期設定の開始");

  // ドットマトリクスLED初期設定
  initLed();

  Serial.println("初期設定の完了");
}

/*
 * loop 関数
 */
void loop() {
  /* ここにプログラム中で繰り返し実行したい処理を上から順に記述していきます */

  for(int i=0; i<8; i++) {

    // i行目の列の点灯設定
    for(int j=0; j<8; j++) {
      // j列目にjビット目の値を設定
      digitalWrite(ledAnodePins[j], (ledPatternA[i]>>j)&1);
    }
    // i行目を点灯
    digitalWrite(ledCathodePins[i], LOW);
    // 時間待ち
    delay(1);
    // i行目を消灯
    digitalWrite(ledCathodePins[i], HIGH);
  }
}
Code language: Arduino (arduino)

プログラムは想定どおり動作しましたか?

ドットマトリクスLED点灯パターン設定関数(アノード側)の作成

次に、ドットマトリクスLEDの点灯パターンの設定を行う関数を作成し、プログラムの中で使ってみましょう。点灯パターンは、ここではアノード側についてのみ行うこととします。

関数を作成しプログラムを修正したら、動作確認を行ってみましょう。動作が確認できたら、次以降に示すプログラム例と比較してみましょう。

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