開発環境構築
それでは、ソースコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)をインストールしましょう。VSCodeのインストールが完了したら、VSCodeの日本語化、および開発プラットフォーム「PlatformIO」のインストールを行いましょう。
VSCodeのインストール
VSCodeのサイトに行き、「Download for Windows」をクリックしてダウンロードを開始します(Linux、macOSではそれぞれの版を選択してください)。
ダウンロードが完了したら、ダウンロードした「VSCodeUserSetup-***-***.exe」(***-*** はバージョン番号)をダブルクリックして実行します。
VSCodeのセットアップウィンドウが開いたら、指示に従って以下の手順でインストールを進めます。
- 「使用許諾契約書の同意」で、契約書に同意した上で「同意する」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 「インストール先の指定」で、VSCodeのインストール先を指定します。特に事情がなければ初期値のまま「次へ」をクリックします。
- 「スタートメニューフォルダ」で、プログラムのショートカットを作成する場所を指定しいます。特に事情がなければ初期値のまま「次へ」をクリックします。
- 「追加タスクの選択」で、インストール時に実行する追加タスクを選択します。特に事情がなければ初期値のままで「次へ」をクリックします。
- 「インストール準備完了」で、インストールの内容を確認し、「インストール」クリックします。
- 「Visual Studio Code セットアップウィザードの完了」が表示されたら、「完了」をクリックします。「Visual Studio Codeを実行する」にチェックが入っていた場合、VSCodeが起動します。
VSCodeの日本語化
VSCodeはインストール直後はメニュー等が英語になっていますが、以下の手順で日本語化することができます(次項からの説明は日本語化した前提で行います)。
- VSCodeを起動し、「F1」キーをクリックします。
- 検索窓が出てきたら「configure display language」と入力し(※途中までの入力でかまいません)、表示された候補の中から「Configure Display Language」を選択します。
- 表示する言語の候補が出てくるので「日本語」を選択します。日本語言語パッケージのインストールが自動的に行われます。
- インストールが完了すると、表示言語を変更するために再起動を促すメッセージが表示されるので、「restart」をクリックします。
- VSCodeが再起動し、メニュー等が日本語化された状態になります。
言語を英語に戻したい場合は、同様の手順で「English」を選択します。他の言語にしたい場合も同様です。
PlatformIOのインストール
開発プラットフォーム「PlatformIO」のインストールは以下の手順で行えます。
- VSCodeの画面で「拡張機能」をクリックします。
- 検索窓が出てきたら「platformio」と入力し(※途中までの入力でかまいません)、表示された候補の中から「PlatformIO IDE」の「インストール」をクリックします。なお、インストールが完全に完了するまでにはやや時間がかかります。
- インストールが完了したらVSCodeのリロードを促すメッセージが表示されるので、リロードします。リロード後、PlatformIOが使えるようになります。