LEDの点滅 – フローチャート例1
ドットマトリクスLEDの点滅は永久ループの中に点灯と消灯を組み込んで、点灯と消灯を永久に繰り返すようにすればいいので、図5-1のようなフローチャートが考えられます。
図5-1では、プログラム開始後まずはsetup関数が呼び出され、入出力設定と電圧レベル設定が行われます。ここまでは、STEP02の図2-4と同じです。
前回との違いは、loop関数内に①と②の処理が加わったことです。これにより、プログラムの動作は以下のようになります。
- setup関数の終了後、loop関数が呼ばれます。
- loop関数が呼ばれると、まずは①の右上のLEDを点灯させる処理が行われます。
- 次に、②の右上のLEDを消灯させる処理が行われます。この段階で点滅が1回行われます。
- loop関数の終了後、永久ループにより再びloop関数が呼ばれ、①の右上のLEDを点灯させる処理に戻ります。
図5-1を見ていただければ分かるように、永久ループで呼び出されるloop関数でLEDの点灯と消灯を繰り返しています。こうすることで、LEDの点灯と消灯を永久的に繰り返すようになります。
では、このフローチャートを基にプログラムを組んでみましょう。次の問題を見てみましょう。