LEDの基本回路
それでは、LEDを使用した回路を見ていきましょう。
図1-5は、LEDを点灯させるための単純な回路です。
(a) SW(スイッチ)をONすると、LEDのアノードからカソードへと電流が流れるので、LEDは点灯します。
(b) SWをOFFすると、電流は流れないのでLEDは消灯します。
なお、図1-6のように、抵抗とLEDの順番は逆であってもかまいません。
抵抗の値は、LEDにどれだけ電流を流したいかによって決めます。
例えば、5Vの電源で20mA流したい場合は、電源の5VからLEDの2.1Vを引いた2.9Vが電流制限用の抵抗にかかることになるので、145Ωの抵抗を使えば良いことになります。145Ωぴったりの抵抗は入手性が悪いので、入手性の良い150Ωの抵抗を使うとすると、約19.3mAの電流が流れる計算になります。
それでは、以下のテスト「LEDの使い方」を解いてみましょう。