プログラム実行の流れ

STEP02では、C言語でプログラムを作成しました。プログラムを組んでいて感じたかと思いますが、C言語は英語に似ていたと思います。つまり、人間に分かりやすいプログラム言語なのですが、マイコンはC言語をそのまま実行することはできません。

また、STEP02で作成したC言語のソースファイル「main.cpp」だけでプログラムを実行することもできません。プログラムを実行するには、「main.cpp」の他にも必要なファイルがあるのですが、それらは開発環境構築の際にインストールしたPlatformIOの中に含まれています。

PlatformIOには、ソースファイルから最終的な実行ファイルを生成する機能も備わっています。STEP02で作成したソースファイルがマイコンが実行可能な形に「翻訳」され、さらに必要なファイルとつなぎ合わされて、実行ファイル(マイコンへ送信するファイル)が生成されます。

実習でプログラムを作成し、動作させるまでの流れを大雑把に図示すると以下のようになります。作業にとりかかる前に、このような一連の流れを頭の中でイメージしておくといいでしょう。

図3-1 プログラム実行の流れ

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