配列
STEP05で、変数は箱のようなものだと話しました。配列は、変数(箱)を並べて一塊にしたようなもので、この変数1つ1つを要素と言います。また各要素には番号がふられており、この番号を添え字と言います。下図の棚に振られた0~4が添え字です。
C言語で配列を使うには、配列の宣言、代入を行います。
【 配列の宣言・代入 】
// 配列の宣言
データ型 配列名[ 要素の数 ];
// 配列の代入
配列名[ 添え字 ] = 値;
Code language: Arduino (arduino)
例 ) データ型が「int 型」、配列名が「vals」、要素数が「5」の配列を宣言する。
int vals[5];
Code language: Arduino (arduino)
配列の各要素への値の代入は、
vals[0] = 0;
vals[1] = 2;
vals[2] = 4;
vals[3] = 5;
vals[4] = 7;
Code language: Arduino (arduino)
のように行うことができます。要素数が5の場合、添え字は0〜4になることに注意しましょう。
ただし、このように記述するとプログラムが長くなってしまいます。
配列は変数同様、配列の宣言と代入を同時に行うことができます。そこで、以下のように記述しましょう。
【配列の宣言と代入】
データ型 配列名[ 要素の数 ] = { 値 , 値 , 値 , 値 , … };
Code language: Arduino (arduino)
例 ) データ型が「int 型」、配列名が「array」、要素数が「5」、値が 0、2、4、5 、7の配列を宣言、代入を同時に行う。
int vals[5] = {0, 2, 4, 5, 7};
Code language: Arduino (arduino)